コンベクターと床暖房の違いはどうですか？         コンベクターの中には、温水式と電気式があり、そしてその中にもファンを伴うものと、そうでないものがあります。温水式の場合には、その熱源として、灯油系・ガス系を使用することが一般的で、電気系の中にはオイルを温める方式とレンガに熱を蓄熱し使用するのが一般的です。このコンベクターなるものは、床暖房と同じ赤外線にて物質を暖めるところはほぼ同じなのですが、床暖房とは違い、足元から熱伝導が得られないため、どうしても足元が冷えてしまったりします。そしてその器具本体がスペースをとり、シーズン外では無用な物となりがちで、冬の長い地域では、価格のこともあり採用されるケースが多いですが、都市圏では小さな部屋にスポット的に使用されるケースが多いようです。私たちはこのコンベクターを比較的に価格が安いため、床暖房の予算が取れない場合、よくシステム的な組み合わせを行います。特にオール電化住宅の場合、全体暖房を深夜蓄熱式暖房方式で行い、デッドゾーンを通常の電気式床暖房で行うケースが多くあります。