安いランニングコストを保証するというメーカーがありますがどうですか？         確かにランニングコストを図面上保証するメーカーが実在するようです。 しかし、ランニングコストというものは建物により微妙に変化するものであり、保証などという言葉を使うことは売らんがためのナンセンスな議論だと思います。裏を取ってみればどんなに寒い日でも部屋が冷たくてもそういうことはお構いなしである一定のマックスの発熱量を提示すれば容易に可能です。サブユーザーの中にはこの言葉を鵜呑みにし、図面化しているようですが正直如何なものかと思われます。ランニングコストはあくまでも建物の負荷計算から求められるものであり、同一エネルギーを使用した場合、断熱材の機密性にのみ比例するものであり、ランニングコストはメーカーが安易に保証するものではないのです。我々はランニングコスト比較表を作成する場合、過去の実績データーをベースに５％前後で提出させていただきます。