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床暖房と仕上げ材 |
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床暖房において「仕上げ材にどのような材質が良いのですか」との問い合わせをいただきます。
仕上げ材の選択は床暖房を施工する以前の問題とし、その部屋の空間・質・デザインに大きく寄与するため、床暖房のみに焦点をあわせて仕上げ材を選ぶという事なかれ主義的な発想は如何なものかと考えます。仕上げ材にはもっともっと広い観点から接していただきたいと思います。日本には四季があり床暖房を使用する期間は地域により差はありますが、わずか5ヶ月程度です。また、今でこそ仕上げ材から放出されるホルムアルデヒトが害であるということが認識されましたが、このようなことは以前から私どもが声を大にして言ってきたことであり、至極あたりまえの現象なのです。
大切なのは施主のニーズ・要望と床暖房システムのあり方を検討すべき時代なのです。ちなみに我々は床暖房計画時には特に仕上げ材について吟味いたします。また、いかに床暖房が必要であった場合でも、デザインを重視される場合はお断りをするケースもたまにあります。最たる例が放熱部の熱カロリー放出量をなんら検討することなく仕上げ材を選んだ場合、採用されたお客さまに不満足を与えることになってしまうからです。仕上げ材選びは床暖房システム選びと同様、その建物に対し大きな意味での快適空間を提供するアイテムなのです。最近、床暖房仕上げ材にフローリングを採用される方が多くみえますが、木の質感・調湿性・耐久性などトータル的に判断していただきたいと思います。
床暖房が限定的に仕上げ材を選ぶのではなく、仕上げ材が床暖房システムを選ぶ時代なのです。
< コラム >
床暖房にムク材を採用される場合は、ぜひともご相談願えればと思います。また、仕上げ材には畳・大理石(タイル)・ジュータン等と多くの種類がありますが、床暖房との相性を必ずご検討お願い致します。 |
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