この方式も温水パイプ式と電気ヒーター式の２種類があり、従来、施設などによく採用されている方式です。最近では、この方式を住宅に用いる場合も多くなりました。（石貼りなど） 利点としてはコンクリートに熱が蓄熱されることにより、根太間式より多くの放射熱を得ることが出来ます。また、床暖房施工工事に伴う付帯工事が安くなるため、床暖房システムの中ではトータルコスト面でいくと最も安価な方式です。また、コンクリートに熱を蓄熱するのに時間を要し、なかなか暖めにくいという面と、いったん暖めてしまったコンクリートはなかなか熱が冷めにくいなどの特徴があります。   一般的な温水パイプ式の埋設（銅製パネルタイプ) 一般的な電気ヒーター式の埋設 一般的な温水パイプの埋設（樹脂パイプタイプ）