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床暖房

蓄熱材

潜熱蓄熱型の蓄熱材

この方式の歴史は古く、20年以上前からの実績が多くあるシステムで、根太間式と埋設式の2種類の方法があります。
根太間式に関しては、根太の間に蓄熱材をセットし、深夜に熱を蓄え、その熱を蓄熱材の相変化*を利用し、ある一定の温度で順次、放熱させる方式です。
埋設型は、コンクリートの顕熱と蓄熱材の潜熱とを組み合わせた方式です。顕熱*蓄熱材としてのコンクリートの厚みが確保できない場合に有効です。

相変化を伴う蓄熱材としては、一般的に無機水和塩と有機化合物の2種類があります。多くは、無機水和塩では硫酸ナトリウム水和物が使われ、有機化合物では酢酸ナトリウム水和物とパラフィンが使われています。ここで最も注意しなければならないことは、蓄熱材の種類により相変化における熱量に大きな違いがあることです。この選定を誤ると、適正な床暖房効果を得られないばかりか、この蓄熱式の最大のメリットであるランニングコストの安さが失われます。

(床暖房WEBサイトより)

弊社はこの蓄熱材選定にあたり、三菱電線工業(株)のパラフィン系の蓄熱材を環境性・耐久性(80年)・リサイクル性、及び蓄熱材の蓄熱温度につき、最も多くのバリエーションのあるところを重視し、これをメインとし、取り扱っています。

顕熱(*1)蓄熱型の蓄熱材

この方式には、根太間式と埋設式の2種類の方法があります。
この方式の特徴は、相変化*を伴う蓄熱材は使用せず、根太間式では水を利用し、埋設式では、コンクリートの厚みを増したり、レンガなどを敷き詰めたりすることにより、必要な熱量を顕熱として蓄熱する方式です。一般的にコストが安いため、大型施設・病院などで使用される場合が多くあります。最近では、大理石貼りの住宅が増えたため、家庭にも多く採用される様になりました。
採用において注意しなければならないのは、潜熱蓄熱材ほど安定して熱を放出できません。

(床暖房WEBサイトより)
*相変化

物体は、固体・液体・気体に分類できますが、このような状態を『相』と呼び、この『相』が変化することを『相変化』と呼びます。

*顕熱

簡単にいうと、温度計で測ることのできる熱です。『20℃の水をあたためて80℃まで上昇した』というのは顕熱の変化です。

*潜熱

簡単にいうと、温度計で測ることの出来ない熱です。『やかんに水を入れ火にかけると、水温が上昇し温度計はやがて100℃になったところで止まる。さらにあたためると水が蒸発し始めるが、温度計の表示は100℃のまま』 という温度ではあらわすことの出来ない状態の変化(相変化)に費やされる熱のことをいいます。

例(パラフィン系)

あらかじめ設計段階で決められた蓄熱材に熱が供給されていく過程の中で、決められた温度領域になると通常は非常に硬い蓄熱材が熱カロリーがストップする段階ではコンニャクの様に非常に軟らかくなっています。この軟らかくなった蓄熱材が元の硬い物質に戻ろうとする時に安定的に一定の温度を放出しつつ固まろうとします。この熱を凝固熱といいます。これが相変化による潜熱利用型床暖房といいます。

床暖房設計責任施工実績(一般・特殊)、ふく射冷暖房クール暖施工実績、太陽光パネル施工実績多数!

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