「動物たちと生き生き暮らす」



「動物はとってもスキだけど、きれいに生活したい」ということで考えられたのが、LDKの中心にある瓦タイルを貼った部分です。動物たちの居場所はここ、と決められていて、専用のシャワーまでつけられています。
以前住んでいたのは小さな部屋がたくさんある古い一戸建で、その暗さと狭さにさんざん悩まされたため、今度建てるならぜひクリーンであったかい暖房を、という思いがあったといいます。そのため、限られた予算の中でも家の広さと床暖房だけは削らないで欲しい、と設計者にお願いしました。
結果は予想以上で、特にタイル部分は蓄熱が良いため、暖かさ気持ち良さは来た人だれもが驚くほど。
九月の終わりから六月まで、つける時間や部分を調節しながらずっと使用していますが、一月から三月までは二十四時間つけっぱなし。
よその家が寒く感じられてしょうがない、というのが今の悩み。出かけるときには、靴下を一枚持っていきます。
「唯一の反省点は、お風呂とトイレにも床暖房をやっておけばよかったっていうことですね。」すっかり床暖房の魅力に取りつかれたTさん一家です。
「洋風住宅に床暖房」の夢が実現



最後まで迷ったのは床暖房をどの部屋に設置するか。結局LDKと洗面所に入れたのですが、廊下に出るととたんにひやりとして、やっぱり玄関ホールや廊下までやっておけばよかった、と少しだけ後悔しているとか。
奥様のお仕事が和裁ということで、今どきの主婦には珍しく(?)一日中ほとんど家の中で過ごされています。働く場でありくつろぐ場でもある家を、ほぼ自分の希望どおりに建てられた奥様の顔は、生き生きと輝いていました。